商品の使い方 アレンジテクニック
How To Use / Technique
2021.12.13
ワイヤリング方法の説明と注意点
花の主なワイヤリング方法
ピアス:花のガクや子房などに直接ワイヤーを突きさす方法。
フック:花の中心にフック状のワイヤーをさし入れる方法。
インサート:花の茎や、花にワイヤーをさし入れる方法。
ヘアピン:ジャスミン、リーフなどのワイヤリング方法
ツウィスティング:枝もの、アジサイ、カスミ草などのワイヤリング方法
エクステンディング:ステムを長くしたい時など、ワイヤリングしたものに、
太めのワイヤーを添えて茎を長くする方法
ワイヤリングの注意点
※ワイヤーの太さ(番手)やワイヤリング方法は花の大きさや重さ、
デザインによって、用途にふさわしいものを選びます。
ここでご紹介するのは目安としてのワイヤーの太さやワイヤリング方法です。
(ワイヤリングは、なるべく花を痛めない方法がベストですが、
ブーケや壁掛けアレンジなど横にしたり、動くデザインには花が外れないように、
しっかりする方法を選びます)
※番手の目安は7~8cmの長さで持ったところでお花が垂れ下がらず、
立った状態で固定されることです。

※花にワイヤーを直接さすときは裸ワイヤーを使い、
ワイヤーの先を斜めにカットするとさしやすくなります。


※ステムを長くしたり、強くして使いたいときは、太めのワイヤーを添え、
フローラテープなどを巻いて強度を増します。




※花の形が平たく、花冠の高さが低いものなどにフックをするときは、
フックの大きさも花のサイズに合わせて小さくします。

※フックなど、プリザーブドの花にワイヤーを差し入れるとき、
花の中心(基部)を少しだけずらして差すと花を傷めません。
(特に菊類やガーベラ、てまりなど)
